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学習障害(LD)によくある症状

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学習障害は、学習に関する問題だけでなく、学習の障害に付随してさまざまな症状・トラブルが起こります。ここではそれらを含めて学習障害の方によくみられる症状の特徴をご紹介します。

症状・トラブル 特徴
読み・書き・算数が苦手 学習障害の中心的な症状です。医学的に「学習障害(LD)」という場合には、この症状があることを指します。
・算数の例→計算(数字の桁が理解できない、繰り上がり下がりが理解できない、九九を計算に使えない、暗算ができない)、推論(因果関係の理解が苦手、算数の応用問題が苦手、長文読解が苦手、曖昧な会話が苦手)、量や空間の計測、算数の記号がわからない、時間感覚の障害などがある
・読みの例→読み取り(声に出してよめるが意味を理解していない)、音読(発音がうまくいかない、文字や単語をぬかしてよむ、読むのが遅い)、話をながれ・意味を読み取ること、漢字が読めないことなどに障害がある
・書きの例→文字を書く(文字が書けない、誤った文字を書く、単純な文章しか書けない)、音をひらがな・カタカナで表す、単語を漢字で書く、音を聞いて書く(話を聞きながら文章にする)、自分の考えを書く ことに障害がある
言葉の使い方と聞き取り方にかたよりがある 話すのが苦手な場合は、スムーズに話せない、筋道を立ててはなすことができない、あれそれといった指示語を多用する、関係のないことが混じった文章になる、同じ内容を違う言い回しで話せない、話の途中で黙る、話をまとめるのが苦手、正しく発音できない、長い文章で話すのが苦手、話したいことだけ話すといった症状があります。
聞き取りが苦手な場合は、聞いたことをすぐ忘れる、会話を理解しきれない、単語の聞き誤りが多い、聞く集中力が続かない、比喩的な言葉がわからない、話された言葉を復唱できいないといったことがあります。
社会性に欠ける 社会性の欠如はLDの定義には含まれませんが、LDの子供は集団行動が苦手な子が多くいます。
ルールがわからない・守れない、適切な言葉遣いができない、場の雰囲気がよめない、共同作業ができない、マイペース、ほかの人の邪魔をする、急に乱暴になる、あまり他人と関わらないといった症状があらわれます。
運動が苦手 LDの子のなかには、運動が不器用子供もいます。
体の複数の動きをコントロールするのが苦手、集団縄跳びなどの団体競技が苦手、基本的な動作がゆっくり、手先を不器用であるために字を書くことやボタンをかけたりする細かい作業が苦手、図画工作が苦手、ことがあります。
多動・寡動 学習障害以外にも、ADHDやアスペルガー症候群を合併している場合もあります。
ADHDを合併している場合には注意力がなく、落ち着きがないことが多いようです。すぐカッとなって気分が変わりやすい場合もあります。また、反対に動作がゆっくりな寡動であることもあります。

合併症の症状があらわれればその治療を優先する

学習障害を持っている方には、てんかんやチック症候群(突然大きな声をだしたり、まぶたや口をピクピクさせたりする)、視力や聴力のトラブル、アレルギー疾患などを合併していることがあります。これらの病気を併せ持っていると病気を治療しないと学習面の指導でも効果があがりにくいといえます。病院を受診して治療にあたってください。

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